質問内容
英語検定試験(英検)準1級の合格対策を教えて下さい。
回答
英語検定試験(英検)準1級は、自由会話、英作文が要求され2級と比べて格段に難易度が増します。
大学一般教養レベルかそれ以上のレベルになります。将来、英語を使ったお仕事に就きたいと考えられているのであれば、学生のうちに準1級以上を取得しておくのが理想です。
■ 財団法人日本英語検定協会の公式資料により基礎データ
≪ 英語検定試験(英検)準1級 ≫
対象: 大学中級程度
語彙レベル: 約7,500語
満点: 99点(一次)
合格ライン: 約7割[70点](一次)、約6割(二次)
合格率: 10%前後
■ 二次試験概要
面接委員は日本人1名です。
面接室に入ると簡単な日常会話があります。
次に、4コマのイラストを見てそれを2分で英語で説明を求められます。
説明が終わると、イラストに関連した意見を求められます。
■ 出題傾向
通年、英語検定試験(英検)準1級は以下の問題構成となっています。
第1問 【配点: 25点(25問)】 語句空所補充問題 (文法・語彙)
第2問 【配点: 6点(6問)】 語句空所補充問題 (長文読解)
第3問 【配点: 20点(10問)】 内容一致選択問題 (長文読解)
第4問 【配点: 14点(1問)】 英作文
≪リスニング≫
Part1 【配点: 12点(6問)】 会話
Part2 【配点: 12点(6問)】 文章
Part3 【配点: 10点(5問)】 シチュエーション
■ 英語検定試験(英検)準1級に効率的に合格するための学習対策
読み51点、書き14点、ヒアリング34点の配点になっています。
第1問は、出題範囲が絞りにくいため高得点は狙わず6割~7割程度の得点を目標にして下さい。
第2問・第3問は、日頃同レベル相当の英文を読んで読解力をつけて、8割程度の得点を目標にして下さい。
第4問は、英作文は日頃から日記をつけるなどして積極的にアウトプットの練習をして下さい。目標は7割です。
ヒアリングは、得意な方と不得意な方と分かれやすいですが2次のことも考えて、8割程度の得点が欲しいところです。
■ 当サイトの練習問題で出来ること。
当サイトの英単語・英熟語・文法を中心とした練習問題で学習して頂くことにより、前述の「効率的に合格するための対策」で述べた配点51点の読みの部分を合格レベルまで到達できると考えております。(読解対策は別途必要)
英作文・ヒアリングに関しては今のところ練習問題では未対応ですが、別途対策方法も公開していますのでそちらを一読下さい。
又、新聞・テレビ・雑誌でどのような英語表現がよく使われ、どのような使われ方をしているのかを定期的に調査集計しコンテンツを制作しておりますので、英語検定(英検)だけではなく一般教養として英語を学ばれる方にもお役に立つコンテンツを目指しています。
宜しければ、当サイトの練習問題集(無料) [成績管理機能・合格判定付]も、合わせてご利用下さい。